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世界旅行記 カリフォルニア編② ~Macrobiotic Report in California~

2017/07/30 2:41 に Mitsuko Mikami が投稿   [ 2017/07/30 2:55 に更新しました ]
毎日多くの学びや出会いがあった12日間をチコとサクラメントで過ごし、遂に数子さんとはお別れ。その後は私の一人旅が始まりました。カリフォルニアは何度も訪れ家族で住んでいた懐かしい場所ですがこれからの3週間は初対面の方々の家を訪れ、ご家族と接しながらそこのお宅でクラスをやらせて頂く、という初めての試みです。これから更にどんな出会いがあるかワクワクしながらサクラメントから最初の訪問先であるセバストポールへ向かいました。

ファーム
セバストポールはサンフランシスコから車で約1時間半程北上した所にあり人口約7800人。自然教育や環境、健康への配慮やボランティア、住民自治の意識が非常に高く穏やかで安全な優しい感じの町です。町の特徴として”放射能フリー”も掲げられています。ファーマーズマーケットや食料品店を見てもオーガニック、グルテンフリーやビーガン、ベジタリアン食がかなり普及しているようで住民の健康意識の高い町とお見受けしました。オーガニックのベジタリアンレストランやカフェも多く、またメニューが豊富なので注文する際にも迷って簡単には決められません。ここでは人口の約20%の子供がシュタイナースクールに通っているそうで公立のシュタイナースクールまであるのだとか。競争率がかなり高く人気なようです。

セバストポールではワタナベさん一家に大変お世話になりました。ワタナベトモコさんとは初対面でしたが私の本を買ってレシピを利用して下さっていたり共通の知人がいたりして不思議なご縁を感じました。
ワタナベさんがマクロビオティックを実践するきっかけとなったのは息子さんのアトピーです。当時すでにカリフォルニア在住だったご一家はまだ幼い彼が、全身に及ぶひどい症状で苦しむのを見かねて一家でマサチューセッツ州の久司インスティチュートに滞在してマクロビオテイックを学び、実践することを決意したのです。すると3ヶ月ほどでアトピーの症状だけでなくご主人の体調まで改善してきたのだとか。これを機にご主人も動物食を止め、今やワタナベさんはお味噌、梅干し、甘酒は勿論、梅肉エキスまで手作りして一家でマクロ食を実践しています。食卓にはいつも玄米や雑穀米、味噌汁、漬物、テンペやひよこ豆ハンバーグなどの植物性たんぱく質と野菜のお惣菜などバランスを考えたお料理が並びます。ご主人や息子さんなども協力しながら食卓を手際よく整えているのが印象的でした。

ファーマーズマーケット
ワタナベ家の近くにあるコミュニティマーケットに連れて行って頂きました。ここには店内ガイドの予約をしておくとお店の方に商品の詳しい説明をしてもらえるというサービスがあります。ワタナベさんの手配でこのサービスを利用しました。食材や商品の原産も内容も使い方もわかり参考になります。もちろんここでマクロの食材や日本食の材料もほとんど揃いますので私達のお料理のメニューには困りません。アメリカのスーパーで特に目につくのはおしゃれなボトル入りの様々な健康飲料です。特にコンブチャは流行っているようで昆布を使ったお茶かと思ったら原料は紅茶キノコだそうです。またオーガニックカフェに行くと豆乳どころかアーモンドミルクやヘンプミルクも追加できるようになっていました。若干割高にはなりますが美味しいものです。お惣菜や穀物系、スパイス、ナッツ類はもちろん、水まで量り売りしていて欲しいものだらけでしたがこれからも続く旅のことを考え我慢しました。

ワタナベ家
ワタナベさんの手配でセバストポールのワタナベさん宅とサンノゼの2ヶ所でクラスを行った後はスコッツバレーのマッコニーシノブさん宅、ダリシティではカシワギさん宅、バークレーでは台灣人とスペイン人の友人宅を訪れ健康相談を行い、またセバストポールに戻りました。ワタナベさん宅で数日過ごしてからご一家とパロアルトの教会でのビーガンディナーに参加して翌日空港まで送っていただきLAに移動。LAではオレンジカウンティー在住のマスモトさん宅に1週間も泊めて頂きクラスをしたり、オーガニックの農場やファーマーズマーケット、自然食スーパーやレストランに連れて行って頂いたりしてここでもすっかりお世話になりました。

今回カリフォルニアでお目にかかった方々は自分や家族の体調を第一に考え、とても熱心に自然食に取り組んでいました。梅干し、味噌、各種漬物はもちろん、そばやうどんも手打ちをして、オーガニック化粧品まで作っている方達もいます。

味噌
カリフォルニアは全米一と言われるほど健康志向の人が多い州です。西岸海洋性という野菜、果物等の生産に適した温暖な気候に恵まれているためオーガニックの新鮮素材が比較的安く出回っていて、またそれらを使った高品質の味噌や醤油、豆腐、甘酒、もちなど日本食材も豊富です。クラスで伺ったそれぞれの地域でファーマーズマーケットや自然食スーパーに行きましたが、穀物類、ナッツ、豆、ドライフルーツ、スイーツ、他自然食品など計り売りされている原材料の種類が豊富なのを改めて羨ましく感じました。

今回カリフォルニアでのクラスを企画して頂いたお陰で更に多くのマクロビ仲間が増え楽しい思い出がたくさんできました。各地で私のクラスを手配して頂いた数子さん、ワタナベさんには改めて感謝すると共に来年は数子さんの88歳のお誕生会がサクラメントで開かれる予定なのでそれに合わせてまたカリフォルニアを訪問したいと思います。
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