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7月のエッセイ

2016/09/06 8:17 に Mitsuko Mikami が投稿   [ 2016/09/06 8:19 に更新しました ]
5月は15日間イタリア北部のボローニャという町で過ごし、30年来の友人であるマリネラの家に滞在しながら料理教室や食事会、個人相談などを行って来ました。ボローニャという町は欧州一古いボローニャ大学のある学術都市で人口約37万人。ボローニャソーセージ、ひき肉とトマトのパスタのラグーボロネーゼや詰め物入りパスタのトルテリー二なども名物です。

今回は私が料理を作り、マリネラがアシスタントとして演出、洗い物、後片ずけと大忙しでした。それにしても生ハムとメロン、ピザ、チーズ、チョコレート、甘い菓子パンが日常食である彼等にマクロをどう伝えたらいいか改めて考えさせられました。
やはり彼等は伝統食にとてもプライドを持っていますし病気と言ってもそう簡単に食を変えられるわけではありません。そこで今回私は日本の伝統食であり発酵食である味噌、醤油、甘酒などをイタリア風にアレンジしてもっと日常的に摂取することにより、腸内環境をアップして免疫力を高める提案をしたいと思いました。幸い、みそ汁は皆さんお好きなようですがやはり鰹だしを使った濃厚なものが喜ばれます。常に牛スネ肉でだしを取り動物性の味に慣れている彼等には椎茸、昆布のだしでは物足りないようです。

一方、若者の間ではヨガブームでビーガンやベジタリアンも急増しているらしいですがガンや高血圧、糖尿病、なども急増していて来年からイタリア政府が予防医学を推進し始めるとか。家族一緒の食事や会話を重んじるイタリア人がこれからどのように伝統食と健康に折り合いをつけていくのか興味深いものがあります。
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