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12月のエッセイ

2016/11/23 2:56 に Mitsuko Mikami が投稿   [ 2016/11/26 18:28 に更新しました ]
以前NHKスペシァルで“腸内フローラ”についての番組をご覧になった方も多いかと思います。

近年、腸と腸内環境に関する研究が世界中で行われ、次々と新しい発見がなされています。

それによると身体の中の免疫細胞の70%は腸に存在しているとのことです。この腸の働きはほとんどが腸内細菌によって可能になり我々の心や身体の健康を左右しているのが実は腸細胞と腸内細菌だった、というものです。腸内細菌たちは人間の食べたものをえさにして互いに切磋琢磨しながら生体系を維持しています。その生体系の事を腸内フローラと呼ぶのです。フローラは花畑という意味で各種の細菌達が腸の中で花のように咲き乱れているイメージです。

九州大学の研究によると生後1年以内の赤ちゃんの便に腸内細菌の種類が少ないと2歳までにアレルギーになり易い傾向があることがわかりました。これは出産時に取り込んだ母親の菌や抗生物質などにも影響を受けているとの事です。植物性乳酸菌など腸まで届くと言われる乳酸菌をうまく利用したり、腸内のバランスを取るべく日常の食べ物に気を配り腸内にきれいな花を咲かせる事が病気の予防にもとても効果的と考えられます。
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