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7月のエッセイ

2017/07/19 17:01 に Mitsuko Mikami が投稿   [ 2017/07/19 17:16 に更新しました ]
最近日本人の消化器管環境の変化は著しく日本は世界一女性の大腸癌死亡率が高い国になりました。

1980年代始めには全くなかった潰瘍生大腸炎は今や20万人に増加し、クローン病、多発性硬化症、パーキンソン病、リーキーガット症なども糖尿病、癌、認知症などと同様に増加の傾向にあるようです。

アトピー、アレルギー疾患、花粉症、などの皮膚、アレルギー疾患や脳神経系疾患、糖尿病など消化器とは無関係のように思われていた病気が実は腸内環境と密接な関係にあることが近年の研究で明らかにされてきました。また遺伝子で決まる病気もありますが多くの場合遺伝子で決まるわけではなく生活習慣病や癌というのは遺伝子による影響はないということです。

我々の腸内には元々100種類以上、約100兆個から1000兆個の腸内細菌がいるとも言われこの様子がまるで花畑のようであることから”腸内フローラ”(腸内細菌叢)と呼ばれています。腸内環境がバランスよく健全に保たれていればきれいな血液が全身の細胞に回り各種疾患から体を守る免疫力を高めることになります。

では腸内環境を整えるにはどうしたら良いのでしょう。腸内フローラを決めるのはライフスタイルと食べ物ということです。食物繊維、発酵食品、乳酸菌、ポリフェノール、運動等は腸内の善玉菌を増やし、反対に高脂肪食、酸化物質、ストレス、化学物質、抗生物質などは悪玉菌を増やすことがわかっています。

”全ての病気は腸から始まる”と紀元前460-377年頃存在した医学の父ヒポクラテスは言っています。玄米や雑穀米、海藻、野菜など食物繊維の多い食物を摂ると必然的にビフィズス菌が増え腸内環境が整ってきます。自分の腸内フローラを良い菌に変えるためにはどうしたら良いか考えできる事から実行していく事により健康を手に入れる事が可能になります。
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